＜私たちの想い　社員からのメッセージ＞
　

　相互建材工業は、住宅建材を工務店やハウスメーカーなどに卸している会社で、資材販売部の営業は基本的にルート営業が主です。

　資材販売部では、配送業務から経験を重ね、営業提案へと業務内容が移っていきます。

　私が相互建材工業に入社したのは、人の縁がきっかけでした。管理職となるまで、営業を主業務として現役で働いていましたが、入社当初は建材について何も知らず、右も左もわかりませんでした。

先輩の仕事を『見て覚える』という時代、配送も営業もその当時は今と違って、朝早くの業務、夜遅くの業務もたくさんあったのですが、不思議と仕事が楽しく、苦にはなりませんでした。今より大変な時代ではありましたが、当初何故仕事が大変だと思わなかったのか、改めて理由を考えてみると、二点思い当たる事があります。

　一つ目は、社員の仲がいいこと。
　気軽に冗談も言い合える人間関係の良さと団結力は、仕事にもつながります。社員同士がフラットな関係で、先輩や上司であっても自分の意見を言える環境というのは、当社の大きな強みで、家庭と同じくらい長い時間を過ごす職場だからこそ、人間関係が良好であることは重要であると思います。

　二つ目は、仕事の達成感。
　建材屋の仕事は、商品知識や提案力も大切ですが、私自身、最後は人柄や人間性の勝負だと思っています。同じ商品、価格がそれほど変わらないのであれば、最後は商品を販売する人間の魅力。だからこそ商談が決まったときには、自分自身が評価されたという充足感があります。
　取引先のお客様から「これはお前のところで扱ってる商品かわからないんだけどさ…」と小さな困りごとを相談されたときには、心の中でガッツポーズ。「困ったときにはまずアイツに相談しようか」と信頼していただけていることが心から嬉しくなります。

　建築業界は日進月歩の世界。日々新商品が開発されるため、知識を更新していく必要があり、日々の積み重ねが必要になる分野ですが、人との絆を大切に大きな仕事を成し遂げた先には、必ず新しい自分の発見や成長があると思っています。

　以上、私の経験からですが、仕事を検討中の皆様には自分の可能性を見つける新しい一歩を踏み出していただければと思います。ともに働けることを楽しみにしております！

（専務取締役　加藤秀男）